自然農法の提唱者
故 福岡正信氏の言葉
便利なというのはね、
逆に言うと不便なことを
こしらえてるということなんだ。
不便だから便利なものを求める。
本当は人間に不便なということは何もなかった。
この言葉を聞いて、
自分の価値観が変わった。
昔、家電量販店で勤めていた頃を思い出した。
まさにこの言葉と逆で、
来店されたお客様に対して、
いかに今のあなたの生活が不便で、
この電化製品を買えば生活が便利に快適になる
というように説明をして、接客にあたっていた。
この言葉を聞いてからは、
今、飢えることなく、飯が食えている事だけで、
すでに十分、不自由がない生活をしているんだ
ということを体感し、感謝の気持ちを持って、
日々過ごしている。